2021年9月26日日曜日

コウショウベタダヨ!ニホンジン!

 20年近く前に、【ココガヘンダヨ!ニホンジン!】というインターナショナルバラエティが実在した。
覚えている方も多いかもしれない。特に、アフリカ諸国のパネラーの個性は若手芸人のコントよりも面白い。リアクションを取り合う側の他諸国パネラーもリアクション芸人でもブレイクしていける人もいたような気がする。

何よりも、あのバラエティで有名になったのが、ボビーオロゴン。
アフリカ諸国パネラー最後の刺客として放たれたのがボビーオロゴンだった記憶もある。   

【当該バラエティ】https://external-content.duckduckgo.com/iu/?u=http%3A%2F%2Fwww.hdrank.com%2Fimages%2Fupload%2Fkeyword%2F459%2F8235%2F6739.jpg&f=1&nofb=1 

このバラエティに限ることではないが、日本人には多国籍の人々から到底、理解しがたい独自のライフスタイルを確立している民族でもある。
今回は、その一つとしても挙げられる、取引交渉に於ける日本独自のマナールール。
つまり、日本を飛び出せば、どこへ行っても通用しないモノグラムなキマリ。

よくある事例だが、取引の際に、取引不成立の相手に対する謝罪の事前申し入れ。

「申し訳ありませんが、今回は別の方との取引が成立しており…」というようなアレ。

正直言うとね。
こういうの、絶対に交渉の世界ではあり得ない。いちいち気遣っても言うべき言葉と違う。
仮に言うなら、「今回は別の方との取引が成立しており、ご縁があるようでしたら次回の取引のほどよろしくお願いします」で良いはずだ。
取引交渉だし、ライバルがいて当然の話。いない訳も無く。先着順で取引優先するというならば、あらかじめそう告示しておくだろう。それすら、任意事項だと思うが。

コレを恋愛沙汰に置き換えてみればわかりやすくなる。
気になる異性に告白(取引交渉)をして、仮にその人が人気者だった場合、他のライバルからも告白を受けている可能性もデカくなる。
同時に何人かの告白を受けた時、結構、悩んで誰にOK返事を出すか悩むことだろう。
下手すると、タイプじゃないから…と全員ピンハネされたりもする。

こういった場合に、いちいち「申し訳ありませんが、別の方とお付き合いする事が決まりまして…」と後生大事に伝えてくれる人は稀に見る存在。
結婚相談所とか婚活パーティーとか、主催者ありきで主催者に報告義務が生じるようなモノであればそうするのがマナールールでしょう。
そうでもなく、個人同士での恋愛交渉で、わざわざ謝罪申し入れをする必要性は感じない。
時の運でマッチング成立か不成立か決まるのだし。うまくいかなきゃ次を当たれば済むことだ。

最初に言いましたが、日本を飛び出したら取引交渉は、恋愛交渉パターンと同じ価値観。
どちらも交渉には変わらない。交渉術を使う場であることに変わらない。
流れもやることも同じパターンでしょ?そういった感覚で受け流される。
交渉とは、要は時の運に任せた結果が自分に着いてくるだけに過ぎない。

日本人まがいの交渉トラブルで最も恐れるべき部分は、二次被害(腹いせを別処にて行う行為)三次被害(その腹いせ行為の一部始終を取引ユーザーが見てしまい罪悪感を覚える・取引成立ユーザーにも同様な罪悪感が芽生えてしまう)。

そして、ここから先に待ち構える、特定人種(○○市在住の方・○○歳以上・シングルなど)を取引対象外とする措置。
こうなると、特定人種のカテゴリ該当者すべてが取引対象外となるため、一人の腹いせで大多数に迷惑が生じる羽目に。

そして、腹いせ行為そのものを悪印象に捉える人も必ずいるので、そういった方々から始まる

【大人として頂けない】

【みみっちい】

【肝のちっさいヤツ】

【しょうもなく細かい】

【メルカリとかでも同じことやってるんだろうなぁ】

【取引する前から自分は断ります】

【こういう人とは絶対仲良くなりたくない】

いくらでも尾ひれ羽ひれ付いてくるので気をつけたいところだ。

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